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牡牛座の象意

  • 執筆者の写真: Momo ジョーティッシュ
    Momo ジョーティッシュ
  • 2024年5月6日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月29日


牡牛座

13星座における、牡牛座の象意についてお話致します。


エレメント:

陰陽:女性

活動性:固定

関連惑星:金星(地球)

その他:月が高揚する、金星が定座

ナクシャトラ:バラニー、クリティッカー、ローヒニー、ムリガシラー

表示体:2ハウス


キーワード:

・固着性・固執性・粘性

・物質性・身体的な感覚

・豊かさ

・五感

・重さ・ゆっくりと



※2024年7月:一部加筆修正しています

牡牛座は、13星座の2番目の星座であり、2ハウスの表示体でもあります。

2ハウスでは、受け継がれるものを表します。身体的な特性、嗜好性、快不快の感覚、声質など。これらは生まれ持って備わっている資質であり、自身では変える事のできないもの(不動)です。


エレメントは土、陰陽は女性、活動性は固定、関連惑星は金星(地球)です。

牡牛座は13星座の中で最も不動の要素が強い星座ですエレメントは土であり、陰陽は受動的な女性、活動性は固定。その為に、とても安定した性質を持ちます。意志が強く、頑固であり、慎重で腰が重いです。変化を望まず安定した環境を好みます。


金星が支配星であるために、身体的な快楽や、物質的な繁栄に対するこだわりがあります。金星の位置が良い場合には、生まれ持った五感の鋭さを活かして活躍する事ができますが、支配星の金星の状態が悪い場合、それは時に異常な執着や依存症へと繋がる事があります。


受動要素が強い為に、人と争う事を好みませんが、意志が強く簡単に人に従う事はありません。生まれ持った意志の強さと粘り強さで、コツコツと着実に成果を積み上げていく事ができます。


黄道帯の中で、牡牛座は他の星座よりも広い領域を司ります(約38日間)また、牡牛座を構成する恒星のアルデバランは、黄道13星座の中でも、最も明るさが強い恒星です。

つまり、13星座の中でも存在感があり、影響力が強い星座であるという事です。


牡牛座の人々は、持ち前の意思の強さと忍耐力で、周囲に大きな影響を与えうるパワーを持っています。良い意味でも悪い意味でも影響を及ぼすために、牡牛座の人々の意識の在り方はとても重要となります。


牡牛座では、太陽系の中で最も注意深く観察するべき月が高揚します。


牡牛座は、意志の強さやこだわりをどこに向けるかによって、大きく差が出てくる星座です。良くも悪くもパワーの強い星座です。持ち前の感覚の鋭さを活かし、微細な変化に気づき続ける事によって、自分が本当に何を望んでいるのかが理解できる様になります。そうする事によって、周囲に素晴らしい影響を与える存在となるでしょう。自分自身の物質的な快楽や繁栄だけにこだわらず、周囲の人や環境も含めて繁栄できる選択を取る事、その為に自身の感覚の鋭さを活かす事がとても重要になります。


牡牛座のナクシャトラは多く存在するために、どのナクシャトラにアセンダントが在住するかによって特性が変わってきます。


牡羊座にかかるナクシャトラであるバラニーの場合には変革の力があり、牡牛座特有の腰の重さは軽減されるでしょう。クリティッカーの場合には知識を追求する力、ローヒニーの場合には感覚を活かす力があり最も牡牛座らしい性質を持ちます。ムリガシラーの場合には双子座にもかかるナクシャトラの為に、軽やかさが生まれコミュニケーションの力が強くなるでしょう。

元インド占星術鑑定士 鈴

元インド占星術の鑑定士。現在は、インド占星術をベースにし、蛇使い座も含めた13星座での占星術を研究しています。当サイトの記事は今までの占星術の常識を覆す様な内容も含まれる為に、まずは「はじめに」をご覧ください。

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