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2ハウスの象意

  • 執筆者の写真: Momo ジョーティッシュ
    Momo ジョーティッシュ
  • 2024年3月1日
  • 読了時間: 2分

2ハウスの象意

13星座における、2ハウスの象意についてお話致します。


キーワード:

・感覚器官、感覚システム

・遺伝的に受け継ぐもの(容姿、声)

・動かせないもの、流動的でないもの(物質的資産)

・五感

・生まれ持って与えられた環境

・快不快の感覚



13星座では、精神や肉体の発展的プロセスが1ハウスから始まり、13ハウスで終わるサイクルになります。その中でも2ハウスは、1ハウスで誕生を経験したのちに、幼少期に育つ環境や、与えられたもの(不動の財産・容姿などの特徴)などを表します。


2ハウスの表示体である牡牛座では、ローヒニーというナクシャトラで月が高揚します。ローヒニーも牡牛座も、快適さの追求を表します。高揚する月は、幸福や快楽を表すと当時に、それらに嵌って抜け出せない罠、弱さ、甘え等も表します。つまり、月の高揚は快楽に貪欲になるという事でもあります。故に2ハウスは、何が快適で、何が不快なのかを判別するハウスです。感覚器官が正しく機能していれば、不快な場所を避ける事ができます。それは時に命を救う事にもつながります。


カナリア体質というものがあります。カナリヤは毒ガスなどの異常を検知する能力が高く(感覚器官が優れている)、炭鉱において発生するメタンガスや一酸化炭素などの毒ガスを検知するための目的で、古来より利用されてきました。


この様に「カナリヤ体質」は、化学物質、電磁波や放射能、霊的エネルギー等において敏感な人を指す言葉となっています。


現代に生きる私たちの肉体は、スマートフォンやインターネットの過使用で自律神経が狂った状態で、医薬品で症状を抑え、体の声を聞く事なく動き続ける事により、正常な感覚器官を奪われています。


宇宙の動きを正しく知る為には、失われた感覚器官を取り戻すことがとても重要です。故に、現代人にとって2ハウスはとても重要なハウスです。

元インド占星術鑑定士 鈴

元インド占星術の鑑定士。現在は、インド占星術をベースにし、蛇使い座も含めた13星座での占星術を研究しています。当サイトの記事は今までの占星術の常識を覆す様な内容も含まれる為に、まずは「はじめに」をご覧ください。

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