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13星座のホロスコープの出し方(簡易版)

  • 執筆者の写真: Momo ジョーティッシュ
    Momo ジョーティッシュ
  • 2月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月25日

12星座でのホロスコープ(インド占星術)と、13星座のホロスコープ(実際の黄道帯)ではどの程度惑星の配置が異なるのか、簡単に確認する方法を紹介します。


まず、天体観測アプリをタブレット等にインストールします。私が使用しているのは以下のアプリです。




アプリをインストールし、出生時間・出生場所を入力する事で、自分が生まれた瞬間の実際の黄道帯を確認する事ができます。今回は、2000年1月1日 午前5時・東京都千代田区生まれのホロスコープ(仮)と設定し、以下の様になりました。


生まれた瞬間に東の地平線にある星座が自分のアセンダントです。今回のホロスコープの場合、アセンダントおよび金星は蛇使い座となります。



スクロールして夜空を確認すると、乙女座に月が在住している事がわかります。



木星はうお座に在住しています。



太陽と水星は射手座に在住しています。



土星は牡羊座に在住しています。



まとめますと、2000年1月1日 午前5時・東京都千代田区生まれの方は、13星座では、以下の様な配置となります。


アセンダント(Asc):蛇使い座

太陽(Su):射手座

月(Mo):乙女座

火星(Ma):水瓶座

水星(Me):射手座

木星(Ju):うお座

金星(Ve):蛇使い座

土星(Sa):牡羊座


今回のアプリでは実際の黄道帯の配置が確認できますが、インド占星術の様にラーフやケートゥの配置、シャドバラ(惑星の強さ)、ナクシャトラ、またナヴァムシャ(D9)の配置などは確認する事ができません。本格的な鑑定を行う場合には、パラシャラの光というインド占星術鑑定ソフトの設定を変更し、さらに手計算で13星座別に度数を割り出す事で算出する事ができます


次に、インド占星術での12星座版のホロスコープを以下のサイトで確認します。

今回は、2000年1月1日 午前5時・東京都千代田区生まれのホロスコープ(仮)と設定し、以下のホロスコープとなりました。


アセンダント(Asc):蠍座

太陽(Su):射手座

月(Mo):天秤座

火星(Ma):水瓶座

水星(Me):射手座

木星(Ju):牡羊座

金星(Ve):蠍座

土星(Sa):牡羊座


ピンクのハイライト部分は、13星座のホロスコープとは配置がずれてしまう惑星です。つまり、この方のインド占星術のホロスコープの場合は、アセンダント、月、木星、金星の配置が実際の黄道帯とは違う形になってしまうという事です。


蠍座と蛇使い座、てんびん座と乙女座、魚座と牡羊座はそれぞれかなり解釈の異なる星座の為に、12星座と13星座ではこの方の占星術的解釈が大きく異なってしまうという事になります。出生時間によってはあまりずれない人もいますが、今までの占星術ではしっくりこなかったという方の場合には、実際の黄道帯とは惑星の配置がかなりズレているという事が多くある様に感じています。

元インド占星術鑑定士 鈴

元インド占星術の鑑定士。現在は、インド占星術をベースにし、蛇使い座も含めた13星座での占星術を研究しています。当サイトの記事は今までの占星術の常識を覆す様な内容も含まれる為に、まずは「はじめに」をご覧ください。

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