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太陽が蟹座を通過します(解体)

  • 執筆者の写真: Momo ジョーティッシュ
    Momo ジョーティッシュ
  • 2024年7月23日
  • 読了時間: 3分


7月中旬~8月中旬ごろまで。太陽が蟹座を通過します。

※大体、7月20日~8月10日ごろの事ですが、実際の天体の動きは毎年変わるのと、国によって時差があり、1日前後変動しますので、大体と思ってください。


私は、太陽は太陽系の中心であり、最も重要な天体と考えています。

占星術上でも、太陽は「使命、目的」という意味があります。つまり、中心を定めるものです。


私の経験上、太陽が各星座を通過する期間、それぞれの星座のテーマが求められるような出来事が発生している様に思います。そして、蟹座を太陽が通過する時、出生図上でも蟹座に太陽が在住していたり、その他の惑星が在住していると、とりわけ強いインパクトを持って、その星座のテーマが降りかかってくる印象です。


天体が通過する日付については、以下の書籍を参考にしています。

※13星座の鑑定の仕方なども書いてありますが、私はインド占星術をベースにしているので参考にしておらず、自己流です。


また、天体アプリでも、現在の天体の運行について確認する事ができます。

iOS版:星座表


本題ですが、蟹座のテーマです。


蟹座のテーマ

・魂の傷の浄化

・潜在意識のブロックの除去

・不要なものの解体

・溶解、崩壊


8月中旬ごろまで、この様なテーマに関わる出来事が起ったり、その様な課題に直面する人達を間近に観察するかもしれません。


しかしそれは、自分や周りの人たちの心身が調和を取り、地球・宇宙の本来の自然なリズム・循環に入る為の必要なステップです。全ては必要であるために起こっている事であり、その様に冷静に観察する事を忘れないでください。


7月中旬までの双子座の時期では、今まで滞っていたものが風で飛ばされる様に、軽やかに物事が流れて行きました。蟹座の時期では、自分自身の感情・過去に深く傷ついた潜在意識と向き合い、私たちの意識を軽やかなものにするための不要なブロックを排除する事となります。


外側の出来事が変化する場合があります。例えば、今まで所属していた組織が変革したり、人間関係が変化(分離)したり、などです。不必要なものは崩壊し、自分に必要なものだけが残っていくプロセスです。


同様に、私たちの意識に必要なものだけが残るために、不必要な潜在意識のトラウマなどが排除されます。そのために、一時的に感情的な痛みに向き合う事もあるでしょう。


13星座のサイクルの中で、蟹座はとても重要なプロセスです。ちょうど太陽が蟹座のナクシャトラであるアーシュレーヤを通過する期間(8月2日〜15日頃)に、太陽がシリウスと共に東の地平線から上昇します。これは、ヒライアカルライジングとも言われています。古代エジプトでは、ヒライアカルライジングは、肥沃な土壌をもたらすナイル川の氾濫の知らせとして知られていました。


蟹座と獅子座の境であるナクシャトラのアーシュレーヤは、アールドラーやムーラと並び、とても鋭い性質を持ったナクシャトラです。過去、アールドラーやムーラにラーフケートゥ軸が重なったタイミングは、世の中に大きな目覚めをもたらす歴史的な事件が頻発しています。同様に、アーシュレーヤも破壊による浄化と再生を象徴するナクシャトラです。


蟹座のテーマである、不必要なものの解体や崩壊の為には多くのエネルギーが必要です。アーシュレーヤを太陽が通過する期間、私たちは宇宙の壮大なエネルギーの中で、崩壊と浄化を経験するでしょう。

元インド占星術鑑定士 鈴

元インド占星術の鑑定士。現在は、インド占星術をベースにし、蛇使い座も含めた13星座での占星術を研究しています。当サイトの記事は今までの占星術の常識を覆す様な内容も含まれる為に、まずは「はじめに」をご覧ください。

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